米東部の継続的なケア付き退職者コミュニティー(CCRC)「チャールズタウン」のジムでインストラクターの指導を受ける入居者ら=2015年6月12日(共同)【拡大】
外部と交流活発に
「ここに暮らして18年。ずっと趣味のベースを演奏している。いくつか下見をしたけど一番安くて、質の高いケアが気に入ったんだ」
首都ワシントンから車で約1時間。東部ボルティモア郊外にある大型CCRC「チャールズタウン」。昼食を取っていた入居者のエド・コリンズさん(96)がほほ笑んだ。同席していた女性のドッティ・サリバーさん(83)は「よそに行く気がしない。ここで死ぬまで暮らすの」と満ち足りた表情だ。
行き交う住民や従業員が、見知らぬ来訪者に明るく声を掛ける。閉ざされた高齢者住宅のイメージとは正反対の開放的な雰囲気だ。
「レストランのアルバイトには地元の高校生を積極採用している。近くの大学からは講演や授業のため講師を招く。入居者が外部の人、特に若い世代と交流できる環境が大事」と事務局のメル・タンシル氏は説明する。