雨には快適ポンチョ
基本コースであるグランドツアーに参加してみた。ボートは200人程度は乗れる平たい船。運河の途中にある低い橋をくぐって行くには、船は高くてはいけない。
乗船した途端、雨が天からこぼれ落ち始めた。ボートには屋根はない。どうしたものか、と悩んでいると、ガイドの女性がビニール製の簡易ポンチョを配り始めた。天候不順なデンマークならではのサービスである。
筆者にとって小学校以来のかっぱならぬポンチョ姿。案外快適なもので、どんな雨でもやって来い、と思っていたら、10分ほどですっかり雨はやみ、晴れ上がってしまった。さすがは予報を裏切るのに定評があるデンマークの天気であった…。
「そっくり返る国会」
水上から眺めるコペンハーゲンの街は、いつもの視点より低い位置から見上げることで、より迫力や威厳を増す。国会やコペンハーゲンで最も活気のある地域、ニューハウンの街並みがいつになくそっくり返って威張っているように見えた。また、「ブラックダイヤモンド」と呼ばれる国立図書館の新館は、海側から見ることで改めて“黒い塊のダイヤ”であることが分かった。