1989年は、日本で年号「平成」が始まり、海外ではベルリンの壁が崩壊。アニメではドラゴンボールZやドラゴンクエストが放映され、任天堂の携帯型機器「ゲームボーイ」が発売された。その後のWindows95発売などでインターネット普及は急速に進み、日本のアニメやゲームも国際的な広がりを見せていく。
今回は「寄生獣」と「PLUTO」が含まれていないが、ここ四半世紀のマンガ、アニメ、ゲームの代表的な作品約150点を、ヒーローや日常性、リアリティー、ネット社会など8章の切り口に分けて展示している。例えば、第1章では、マンガ、アニメの王道ともいえるヒーローものに焦点をあて、「七つの大罪」や「名探偵コナン」「鋼の錬金術師」などを展示。時代の世相を映したヒーローの姿を紹介している。
今回の展覧会を担当した室屋泰三主任研究員は、「マンガ、アニメ、ゲームを総合的に概観していこうという企画。しかし、たくさんの作品があるので網羅的に展示することはできない。あくまでも8つの断面について展示を行った」と話した。(原圭介、写真も/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展 8月31日まで、国立新美術館(東京都港区六本木7の22の2)。一般1000円。火曜休館。(電)03・5777・8600。