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【サッカー】女子W杯 なでしこ連覇逃す エース・大儀見、意地の一撃 (2/3ページ)

2015.7.7 07:30

前半、ゴールを決める大儀見優季(ゆうき、右)。不動のエースが意地を見せた=2015年7月5日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(共同)

前半、ゴールを決める大儀見優季(ゆうき、右)。不動のエースが意地を見せた=2015年7月5日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(共同)【拡大】

  • 日本のディフェンス陣、GKの海堀(かいほり)あゆみを切り裂き、自身2点目のゴールを決める米国のカルリ・ロイド(10)=2015年7月5日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(岡田亮二撮影)
  • 前半0-3となり、主将の宮間あや(8)を中心に円陣を組み、必死に立て直そうとする、なでしこイレブン=2015年7月5日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(岡田亮二撮影)
  • 後半、最後の交代枠で投入された岩渕真奈(まな)は得意のドリブルで攻め上がったが…=2015年7月5日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(共同)
  • 表彰式後、GK山根恵里奈(中央)に背負われ、引き揚げる安藤梢。その前には、安藤が不在の間、ベンチで見守ったクマの縫いぐるみを持つ岩渕真奈(まな)の姿も=2015年7月5日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(岡田亮二撮影)
  • ワールドカップを掲げ喜ぶ米国の選手たち=2015年7月5日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(ロイター)

 だが、存在感が高まるほどマークの激しさも増す。「(相手守備陣から)厳しく来られている」と漏らし、27歳で臨んだ今大会は2得点に終わった。「自分自身がチームに対して何か役割を果たせたかというと、自信を持って言えることはない」と無念さをにじませた。

 試合後は泣きじゃくる仲間を慰めるように抱きしめた。最初は笑みを浮かべていた大儀見も徐々に口元がゆがむ。空をにらんだ真っ赤な瞳からは、今にも涙がこぼれそうだった。

 ≪「魔の16分間」序盤で決した≫

 試合終了の笛を待てない様子で、米国ベンチから選手たちが飛び出した。史上最多3度目の女子W杯制覇に歓喜の輪ができ、5万人を超える観客で埋まったスタンドの「USA」コールが止まらない。序盤で勝負を決めた圧勝劇に、ハットトリックの3得点を決めたロイドは「言葉では表現できない。私たちは歴史をつくった」と興奮を抑えられない様子だった。

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