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【サッカー】女子W杯 連覇に王手 頼れる主将・宮間 強心臓で先制PK (1/3ページ)

2015.7.3 07:30

試合終了間際、オウンゴールとなるボールに懸命に飛びつくイングランドのゴールキーパー、カレン・バーズリー。イングランドには無情の、日本には幸運のボールはクロスバーに当たり、ネットを揺らした=2015年7月1日、カナダ・アルバータ-州エドモントン(共同)

試合終了間際、オウンゴールとなるボールに懸命に飛びつくイングランドのゴールキーパー、カレン・バーズリー。イングランドには無情の、日本には幸運のボールはクロスバーに当たり、ネットを揺らした=2015年7月1日、カナダ・アルバータ-州エドモントン(共同)【拡大】

  • ゴール前まで果敢に攻め上がった有吉佐織(手前)が、ペナルティーエリア内で倒され、日本はPKを得た=2015年7月1日、カナダ・アルバータ州エドモントン(共同)
  • 前半33分、日本は頼れる主将、宮間あやがPKを決め、先制した=2015年7月1日、カナダ・アルバータ州エドモントン(共同)
  • 後半、ゴール前に攻め込む川澄奈穂美(なほみ)。ロスタイムに冷静にゴール前に入れたクロスが、イングランドのオウンゴールを生んだ=2015年7月1日、カナダ・アルバータ州エドモントン(共同)
  • 試合終了間際、ゴール前へのクロスをクリアするイングランドのローラ・バセット(左)。無情にもボールは自軍のゴールに吸い込まれた=2015年7月1日、カナダ・アルバータ州エドモントン(共同)
  • 泣き崩れるローラ・バゼット(右から2人目)を仲間が励ました=2015年7月1日、カナダ・アルバータ州エドモントン(AP)

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で、日本代表の「なでしこジャパン」は1日、エドモントンで行われた準決勝で、イングランドを下し、W杯連覇に王手をかけた。

 日本は前半33分、有吉が倒されて得たPKを宮間が決めて先制した。ゆっくりとした助走でGKと駆け引き。左隅に鋭いキックを決めると、ベンチに駆け寄って仲間と抱き合った。重圧のかかる場面でも強心臓ぶりを見せつけ、今大会2点目を挙げた。

 前半にPKで追い付かれ、後半は防戦一方の時間帯もあったが、慌てることなくパスをつなぐスタイルに徹した。延長突入目前で勝負を決め「イングランドにとってはアンラッキーだったけど、気持ちで押し切れたと思う。チーム全員の力」と、頼れる主将は一丸の勝利を強調した。

 決勝トーナメント1回戦のオランダ戦でも代表初ゴールを決めた“シンデレラガール”の有吉は「本当にほっとしている。(PK獲得の場面は)阪口選手にボールが入った瞬間に相手DFの裏にパスが出てくると思い、思い切って飛び出した。一試合一試合成長できている。決勝でも思い切ってプレーしたい」と力を込めた。

マーク・サンプソン監督「彼女は真面目に練習を積み、人格も素晴らしい」

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