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【イラン核協議】最終合意 孤立脱する契機 米と関係緊密化も イスラエルは猛反発 「歴史的誤り」 (3/5ページ)

2015.7.15 07:00

イラン核問題の最終合意を「歴史的な誤り」と強く非難するイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相=2015年7月14日、イスラエル・首都エルサレム(ロイター)

イラン核問題の最終合意を「歴史的な誤り」と強く非難するイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相=2015年7月14日、イスラエル・首都エルサレム(ロイター)【拡大】

  • イラン核問題をめぐる相関図=2015年7月14日現在

 両国が今後、合意の履行段階でイランの核開発が十分に抑止されていないと判断すれば、域内の軍事的緊張が高まる可能性もある。

 「われわれは自衛の準備を続けなくてはならない」。イスラエルのヤアロン国防相は13日、こう述べ、最終合意後もイランの核兵器開発疑惑が払拭されるわけではないと強調した。

 ネタニヤフ政権はこれまで、イランには核兵器開発の意図があると主張して、単独でのイラン攻撃も辞さない姿勢を示してきた。核開発に携わるイラン人科学者らの暗殺もたびたび実行してきたとされる。

 イランは今回、核開発能力を大幅に制限することなどで合意したが、イスラエルは核協議のプロセスそのものに懐疑的で、今後も国際社会に向け、イランに対して強硬な態度を取るよう働きかけを強めるものとみられる。

 イスラム教スンニ派諸国の「盟主」を自任するサウジも、今回の合意を機にシーア派大国イランが対欧米関係を改善させ、域内での影響力を伸ばすことを強く警戒している。

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