パーパットを沈め、優勝を決めた前田陽子=2015年7月19日、茨城県稲敷郡阿見町のイーグルポイントゴルフクラブ(北野浩之撮影)【拡大】
自身初の最終日最終組でのラウンドにも力みなく入った。407ヤードの2番(パー4)で約3メートルのバーディーパットを沈めて流れをつかむと、11番までにさらに3つ伸ばし、12番以降はパーを拾い続けた。「チャンスを待つのが自分のゴルフ。それを貫けた」と、派手ではないが堅実なプレーが光った。
昨年11月の伊藤園レディースで初勝利。長く段ボール工場で働きながらツアーを転戦する境遇にあったことが注目された。今季はスポンサーも付き「安定していることが大きい。アルバイトをしながらだった昨季よりも、はるかにゴルフができている」と感謝する。「この優勝で来年もツアーに出られるのがうれしい。もう2~3年は試合に出たいから」と、どこまでも控えめだった。(SANKEI EXPRESS)