≪耐えて18位 松山「ふがいない」にVの予感≫
例えば季節の花々が咲き誇り、緑のじゅうたんを敷き詰めたようなマスターズの戦場、米オーガスタ・ナショナルと比べてどうか。
聖地と呼ばれるセントアンドルーズのオールドコースだが、あるがままの地形を生かし、ラフは深く、いくつもの無慈悲なバンカーが大口を開く。1日の間に四季があるといわれ、半袖でスタートしたプレー中にセーターを着込んでも指がかじかむことがある。
ひとたび強風が吹き荒れれば、グリーン上のボールが動き出し、パトロンは帽子を飛ばされぬよう両手で押さえて、かがみ込む。1番でそよ風が吹いても、海に近い9、10、11番あたりでは嵐となっている。
名物の17番ホールではホテルの敷地上空を飛ばしてフェアウエーに落下させなくてはならない。最終日には名手ミケルソンが客室のバルコニーに打ち込んだ。グリーンの右側は汽車の線路の名残を残す舗装道路があり、石垣がある。今大会でもウェールズのドナルドソンがスタンスを取れず、ボールを石垣にぶつけてコースに戻すシーンがあった。