2013年7月の参院選で、鳥取市民に投票を呼びかける明るい選挙のイメージキャラクター「めいすいくん」=鳥取県鳥取市(持田浩一郎撮影)【拡大】
専門員は「江戸時代から高知はどちらかというと海を越えて各地域と交流してきたのに対し、徳島は大阪湾に面し、関西との関係が強い。現在もこの傾向が根強く残る」と説明する。
高知商工会議所の中屋邦彦事務局長も「文化も産業構造も違う。統合はかなり乱暴な議論だ」と不満をあらわにした。
「地方の声に光を」
自らの代表を国政に送り込めないことへの不安も大きい。例えば、50州から成る連邦制の米国では、上院議員は合衆国憲法で「州の代表」と位置付けられ、人口に関係なく各州2人と決められている。その結果、日本の国立国会図書館の調査などによると、米上院選での一票の格差は2006年に最大70.79倍にも達し、日本の4.77倍(13年)と比べものにならない。米英仏では州や県などをまたぐ選挙区もないという。