しかし、英語のページでは農産物の「ふき」が拭くを意味する「wipe」と表示されたり、福島市の地名「土湯」が「soil(土) hot water(湯)」となったりするなど誤訳が多数確認された。
文法的に不自然で意味が伝わらないケースも多く、「何度か読み返して、何が言いたいのか推測できる程度」(英国人の利用者)。中国語も同様で、翻訳後に英語や片仮名が交じることもあるという。
昨年3月スタート
県によると、昨年3月に自動翻訳による英語、韓国語、中国語での発信を開始し、順次、対応言語を拡大。復興情報を含むページの一部に限り、翻訳ソフト会社と県担当者による事後チェックを実施しているという。
自治体の情報発信に詳しい東海大の河井孝仁教授(行政広報論)は「外国語での迅速な発信が『ないよりはまし』として許容するか、100%正しい情報だけを発信するか。県は県民にしっかり選択肢を提示し、広く議論していく必要がある」と話している。