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エンブレム「似ている」「問題ない」 デザイナーVS組織委 東京五輪新たな火種 (3/4ページ)

2015.7.31 08:00

大会組織委と東京都が発表した東京五輪のエンブレム前で記念撮影する関係者ら=2015年7月24日午後、東京都新宿区(古厩正樹撮影)

大会組織委と東京都が発表した東京五輪のエンブレム前で記念撮影する関係者ら=2015年7月24日午後、東京都新宿区(古厩正樹撮影)【拡大】

  • オリビエ・ドビさんのツイッターに投稿されたベルギー・リエージュ劇場のロゴ(共同)
  • スペインの壁紙用デザイン(デザイン事務所「Hey」のホームページから、提供写真)

 海外出張中のエンブレムのデザイナー、佐野研二郎氏とも連絡は取っているという。デザインが酷似した原因について、高谷氏は「ちゃんと本人から伝えてもらう形にしたい」と言及を避けた。佐野氏が帰国後、早い段階で、記者会見や談話発表などの形で釈明する予定だ。(川越一(はじめ)/SANKEI EXPRESS

 ≪リオでも「盗作疑惑」騒動≫

 五輪エンブレムをめぐっては、来年開催のリオデジャネイロ五輪でも、公表後に似たデザインが見つかり、「盗作疑惑」が浮上したことがある。

 リオ五輪のエンブレムは2010年12月に公表。ブラジル国旗の青、緑、黄の3色に彩られた3人が手をつないで踊る姿を模したデザインで、139件の候補の中から選ばれた。ところが、公表の数時間後には「似ている作品がある」とブラジルのメディアが相次ぎ報道し、盗作疑惑が浮上した。

 似ていると指摘されたのは、米コロラド州の慈善団体「テルライド財団」のロゴで、赤色を加えた4人が手を取りながら踊るデザイン。エンブレム制作者は「偶然だ」と釈明し、IOCなども対応に追われた。

コンセプトが“裏目”

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