2015年4~6月期連結決算を発表し、記者の取材に応じるシャープの高橋興三社長(右端)=2015年7月31日、東京都港区(共同)【拡大】
賃上げ効果見えず
7月の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は前年同月比7.6%減と7カ月連続で前年を下回り、減少幅は6月から拡大した。
三菱総合研究所の森重彰浩エコノミストは「6月の天候不順も消費の足を引っ張った」と解説する。
17日に発表される4~6月期GDP速報値は、主要な民間シンクタンクが、消費不振や輸出低迷を理由にいずれも3四半期ぶりのマイナス成長を予測している。
第一生命経済研究所の新家義貴(しんけ・よしき)主席エコノミストは「企業の賃上げで消費を押し上げる効果は出ていない。訪日客の消費は地方に波及しておらず、中小企業は円安で原材料価格上昇に苦しんでいる」と説明。景気回復が大企業や大都市にとどまっている問題が背景にあると指摘している。(SANKEI EXPRESS)