同性婚を理由に学校を解雇されたマージー・ウィンターズさん(右)とアンドレア・ベットーリさん=2015年8月5日、米ペンシルバニア州グレンサイド(AP)【拡大】
ウィンターズさんはニューヨーク・デーリー・ニューズに「法王に会うのを心待ちにしているし、もっと同性愛者のことを知ってほしい。そして同性婚を擁護してほしい」と語った。専門団体の調査によると、米国では10年以降、同性愛者のカトリック教徒約50人が同性愛を理由にカトリック関連の職場を追われたという。
ただ、ローマ法王は南米歴訪中の7月、パラグアイの首都アスンシオンでの集会に同性愛者の権利擁護を訴える市民団体の代表を招き「多様性は良いだけでなく必要なものだ」と述べるなど、同性愛に一定の理解を示し、世界を驚かせた。果たして法王が同性愛について新たな見解を提示するのか…。(SANKEI EXPRESS)