オリオールズ戦でノーヒットノーランを達成し、チームメートに抱き付かれ大喜びするマリナーズ・岩隈(いわくま)久志投手(中央)=2015年8月12日、米ワシントン州シアトル(AP=共同)【拡大】
米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手(34)は12日、本拠地シアトルでのオリオールズ戦で日本投手2人目となるノーヒットノーランを達成した。内容は三振7、併殺打1を含む内野ゴロ11、邪飛を含む内外野への飛球8、四球3。試合は3-0だった。
野茂以来、日本人2人目
今季の大リーグではヘストン(ジャイアンツ)、シャーザー(ナショナルズ)、ハメルズ(当時フィリーズ、現レンジャーズ)の3人が達成していた。マリナーズでは2012年にヘルナンデスが完全試合を記録したのに次ぐ快挙。
日本選手では野茂英雄がドジャース時代の1996年とレッドソックス時代の2001年に2度のノーヒットノーランを記録。岩隈はプロ野球、楽天からフリーエージェント(FA)で12年にマリナーズに入団。メジャー通算は42勝22敗となった。
岩隈は三回まで三者凡退で片付け、四回に2四球、八回に1四球を与えたものの、持ち味のコントロールと緩急を巧みに生かした頭脳的な投球は最後まで崩れなかった。女房役のスークレは「すべてが効果的だった。七回あたりから配球のサインを出すのも緊張した」と偉業達成を喜んだ。