オリオールズ戦でノーヒットノーランを達成し、チームメートに抱き付かれ大喜びするマリナーズ・岩隈(いわくま)久志投手(中央)=2015年8月12日、米ワシントン州シアトル(AP=共同)【拡大】
前半の悔しさ晴らす
岩隈にとってメジャー初完投がノーヒットノーラン。家族総出で応援に来ていたそうで「うれしいという気持ちしかない」と満面に笑みを浮かべた。
前半戦は右広背筋痛で5試合の登板にとどまった。今回のノーヒットノーランに「前半でチームに迷惑をかけてしまい、悔しい思いもあった。後半は自分の投球をしっかりしてチームに一つでも貢献できるようにという思いでやった結果だと思う」と控えめに話した。
前回の登板でメジャー自己最多の118球を投げ、中4日で先発したこの日も116球。マクレンドン監督は「クマ(岩隈)の復活だ。球威も戻り、制球もある彼は特別な存在。今後も良くなっていくだけだ」と興奮を隠せなかった。
指名打者制を採用するア・リーグでは3季ぶりのノーヒットノーラン。最速は92マイル(約148キロ)だった岩隈は、ジョーンズ、デービスらが居並ぶオリオールズ打線を手玉に取り「速いボールを投げて満足という世界ではやっていない。いかにコントロールで勝負しながらアウトを取っていくかを考えながらやっている」と胸を張る。