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【湘南の風 古都の波】歴史語る2000本の孟宗竹 (2/4ページ)

2015.8.15 14:00

竹林の間から射した光が石仏を照らし出した。猛暑の厳しい天候にも竹の庭には涼しい風が服抜ける=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市浄明寺の報国寺(渡辺照明撮影)

竹林の間から射した光が石仏を照らし出した。猛暑の厳しい天候にも竹の庭には涼しい風が服抜ける=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市浄明寺の報国寺(渡辺照明撮影)【拡大】

  • 山門上空には夕焼け雲。一足先に訪れた地上の闇を提灯が照らす=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市材木座の光明寺(渡辺照明撮影)
  • 小さな提灯を手に海岸へと向かうお稚児(ちご)さんたち=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市材木座の光明寺(渡辺照明撮影)
  • 山門に長く差し込む夕日。夏の夕暮れは猫もどこかのんびりしている=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市材木座の光明寺(渡辺照明撮影)
  • 神奈川県鎌倉市材木座の光明寺

 《この古都鎌倉では、一木一草が歴史を語り、時代の情念が身に迫る思いがします》

 鎌倉の竹の庭…。約2000本の孟宗竹(もうそうちく)が天を突き刺すように伸び、大きな陰をつくる。かすかに地上に届く光は、真夏でも柔らかい。その庭を見ながら、お茶席で抹茶をいただく。気のせいでなく、確かに涼しくなってきた。

 ≪行く夏を惜しみ祈りをささげる≫

 長い夏の夕暮れが少しずつ、ほんの少しずつではあるが、短くなっていく。立秋の8月8日を境に、2015年夏のとてつもない猛暑も少し和らいできた。

 鎌倉の神社やお寺の境内を訪れれば、やかましいほどの蝉時雨(せみしぐれ)の中から、行く夏を惜しむひぐらしの高い音色が響いてくる。

 ああ、もうそんな季節になったのか。

 東京では7月31日から8月7日まで、8日連続で最高気温35度以上の猛暑日となった。

環境保護の観点から灯籠は流さず、献灯による供養に

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