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【湘南の風 古都の波】歴史語る2000本の孟宗竹 (3/4ページ)

2015.8.15 14:00

竹林の間から射した光が石仏を照らし出した。猛暑の厳しい天候にも竹の庭には涼しい風が服抜ける=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市浄明寺の報国寺(渡辺照明撮影)

竹林の間から射した光が石仏を照らし出した。猛暑の厳しい天候にも竹の庭には涼しい風が服抜ける=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市浄明寺の報国寺(渡辺照明撮影)【拡大】

  • 山門上空には夕焼け雲。一足先に訪れた地上の闇を提灯が照らす=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市材木座の光明寺(渡辺照明撮影)
  • 小さな提灯を手に海岸へと向かうお稚児(ちご)さんたち=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市材木座の光明寺(渡辺照明撮影)
  • 山門に長く差し込む夕日。夏の夕暮れは猫もどこかのんびりしている=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市材木座の光明寺(渡辺照明撮影)
  • 神奈川県鎌倉市材木座の光明寺

 海に面し、さらにその周囲を谷戸の木立に囲まれた鎌倉は、高層ビル群が海風を遮る東京ほど暑くはない…といっても、暑いことは暑いけれど、かなりましだと思う。

 夕方のJR鎌倉駅は海水浴帰りの人の波であふれ、うっかりするとホームから線路に押し出されてしまいそうだ。スマホ画面に気を取られ、周囲をまったく気にしない若者やおじさんやおばさんも、最近は当たり前のように存在する。

 何とかしてよ…とぼやきつつ、それでもホームに風が吹き抜けると、ほっとした気分になる。

 材木座海水浴場に近い光明寺では7月26日の日曜日が献灯会だった。夕暮れの境内には、山門から本堂まで真っすぐ2列の提灯(ちょうちん)が連なる。鎌倉最大の山門とその向こうに広がる夕空が、少しずつ夜の闇へと包まれていった。

 材木座の浜ではかつて、海難の犠牲者を供養するため海に灯籠を流す「浜施餓鬼」が行われていた。いまは環境保護の観点から灯籠は流さず、献灯による供養に変わったという。

鎌倉幕府第4代執権、北条経時

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