サイトマップ RSS

【湘南の風 古都の波】歴史語る2000本の孟宗竹 (4/4ページ)

2015.8.15 14:00

竹林の間から射した光が石仏を照らし出した。猛暑の厳しい天候にも竹の庭には涼しい風が服抜ける=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市浄明寺の報国寺(渡辺照明撮影)

竹林の間から射した光が石仏を照らし出した。猛暑の厳しい天候にも竹の庭には涼しい風が服抜ける=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市浄明寺の報国寺(渡辺照明撮影)【拡大】

  • 山門上空には夕焼け雲。一足先に訪れた地上の闇を提灯が照らす=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市材木座の光明寺(渡辺照明撮影)
  • 小さな提灯を手に海岸へと向かうお稚児(ちご)さんたち=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市材木座の光明寺(渡辺照明撮影)
  • 山門に長く差し込む夕日。夏の夕暮れは猫もどこかのんびりしている=2015年7月26日、神奈川県鎌倉市材木座の光明寺(渡辺照明撮影)
  • 神奈川県鎌倉市材木座の光明寺

 本堂で法要が終わると、お坊さんや稚児姿の子供たちが提灯を持ち、海岸に向かった。

 光明寺は1243(寛元元)年、鎌倉幕府第4代執権、北条経時(つねとき)の帰依を受け良忠(りょうちゅう)上人が開いたという。浄土宗大本山。境内にある記主庭園の池には、夏になると紅い古代ハスが咲き、鎌倉のハスの名所としても知られている。

 献灯会前日の25日と当日26日の土日は、そのハスを愛でる観蓮会も開催され、境内は昼の間、フリーマーケットやライブ演奏などのイベントでにぎわった。

 象鼻杯(ぞうびはい)でハス酒をいただく機会もあった。ハスの茎を途中から切り、葉に注がれたお酒がストローのように茎を通ってくる。それを待ち受け、切り口からいただく…。ほろ酔いというほどではないが、少しだけ顔が赤くなった。やがて日が沈む。鎮魂の祈りの中で、夏が少しずつ、その火照りを冷ましていった。(文:編集委員 宮田一雄/撮影:写真報道局 渡辺照明/SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ