男性宅は、天津市内の一等地だったが、今回の爆発で約6000世帯が被害を受けた。ほとんどの被災者が、男性同様、家の買い取りを政府に求めており、抗議の声も日増しに増えている。
姿くらます市幹部
当局への不満を募らせるのは、死亡または行方不明となった多くの消防関係者の家族も同じだ。爆発当日、通報を受けて現場に駆けつけた消防士らは、倉庫に化学物質が保管されていることを知らされておらず放水。消火用の水が化学反応を起こし、爆発を誘発したとの見方が強い。危険物の管理や消防の対応のずさんさが大惨事を招いた可能性が高く、消防関係者の姉は「弟はまだ19歳。指揮官に殺されたようなものだ」と目を潤ませ訴えた。
市当局の対応のまずさもインターネットなどで批判の的になっている。連日、記者会見を開いているが、空気や水の汚染状況、市民への対応など、肝心なことについて、ほとんど説明がない。さらに、天津市の主要幹部も、ほとんど姿をくらませている。