勲章を授与された後、記念撮影に応じるアレックス・スカラトス氏、スペンサー・ストーン氏、オランド大統領、アンソニー・サドラー氏(右から)=2015年8月24日、フランス・首都パリの大統領府(AP)【拡大】
オランダのアムステルダム発パリ行きの国際特急列車の車内で21日、テロリストの男が自動小銃を発砲し、乗客を襲おうとした事件で、犯人を取り押さえた米国の軍人らの偉業にバラク・オバマ米大統領(54)とフランソワ・オランド仏大統領(61)が23日までに賛辞を寄せるなど、世界がその勇気をたたえている。米国人3人はたまたま旅行で列車に乗り合わせたのだが、襲い来る武装テロリストに「やるかやられるかのどちらかだ」と腹をくくり戦いを挑んだ。
幼なじみ3人で旅行中
8月23日付の米CNNテレビやABCニュースなどによると、3人は、ポルトガルのアゾレス諸島にあるラジェス空軍基地に所属する米空軍の1等兵、スペンサー・ストーン氏(23)と、米オレゴン州の州兵、アレックス・スカラトス氏(22)、カリフォルニア州立大学サクラメント校の4年生、アンソニー・サドラー氏(23)。
3人はカリフォルニア州出身の幼なじみで、スカラトス氏が6月、アフガニスタンでの従軍から無事帰国したことを祝うため欧州旅行を計画。まずドイツで10日間過ごし、アムステルダムに立ち寄り、国際特急列車タリスでパリに移動中だった。