二回に本塁打を放つヤクルトの中村悠平(右)=2015年8月25日、東京都新宿区・神宮球場(山田俊介撮影)【拡大】
プロ野球は25日、各地で行われ、ヤクルトが巨人を5-2で破った。
ヤクルトの中村が神宮の夜空にアーチをかけた。1点リードの二回、小山の初球をフルスイング。左翼席への2号ソロは女房役から先発、石川への援護弾となった。
「打ったのはストレート。しっかりとしたスイングで積極的にいこうと決めていた」という7月26日の中日戦以来、約1カ月ぶりの一発。この回、畠山にも適時二塁打が飛び出し序盤で3点を奪った。
この日の先発はベテランの石川。今季初の中4日で登板した左腕を山田も援護した。四回、左翼席へ運ぶ32号2ラン。「甘いスライダーだったが、ミスショットせずにうまく反応することができた。高めにきた分、打球にいい角度がついてくれた」
中村と山田。若き主力の存在感が際立った。(SANKEI EXPRESS)