学部新設が認められたのは、東北薬科大を含め金沢星稜大(金沢市)など15校。学科設置は5校、短大の学科設置は3校。看護など資格系の学部・学科が目立った。大学院は、新設が岐阜医療科学大大学院(岐阜県関市)など2校で、研究科の設置は9校、専攻設置または課程変更が15校だった。
大学新設を申請していた滋慶大(大阪市)など3校は申請を取り下げ、7校の大学の学科新設や大学院新設が保留となった。滋慶大は2年連続申請を取り下げている。
≪医師偏在加速を懸念 「宮城以外に留意を」≫
東北薬科大の医学部新設を認める答申が出た27日、東北地方の医療関係者からは、指導教員として医師を引き抜くことや、仙台など都市部への医師偏在が加速すると懸念する声が相次ぎ上がった。大学側は、東北6県に根付く総合診療医を育てて医師不足の解消を目指すとしているが、根強い反発は収まりそうにない。