バラク・オバマ米大統領のケニア訪問を控え、首都ナイロビに飾られた米ドル紙幣のモンタージュ。ドルの札束は依然として豊かさの象徴で、米国の宝くじほど射幸心を刺激するものはない=2015年7月23日、ケニア(ロイター)【拡大】
売り上げ打撃に懸念
米国の宝くじは賞金の上限が決まっておらず、当たりくじが出なかった場合は次に賞金が繰り越される場合もあるため、時には数百億円もの賞金が出ることもある。イリノイ州でも3年前、全米規模の宝くじで当時史上最高額の6億5600万ドル(当時の為替レートで約540億円)の当たりくじが出た。他州でも2枚出たため、賞金は3等分されたが、180億円の賞金は大きな話題となった。
宝くじが持つドリームの大きさは日本とは桁が違い、豪邸が買えてさらに一生大金持ちが、「幸運」だけで保証されるのだ。それだけに国民が宝くじに懸ける思いは強い。
宝くじ事業担当のイリノイ州顧問、マシュー・スミス氏は「今回の措置で、宝くじの売り上げが今後鈍ることが懸念される。1%落ちただけでも州財政には打撃だ」と話す。イリノイ州の宝くじのキャッチフレーズは「すべてを可能にする」だが、しばらくは「予算がつきさえすれば」を付加する必要がある。(SANKEI EXPRESS)