五回、本塁打を打った巨人・村田修一(右)=2015年8月30日、東京都文京区・東京ドーム(納冨康撮影)【拡大】
プロ野球は30日、デーゲーム2試合、ナイター3試合が行われ、セ・リーグの巨人対中日は、巨人が5点差を逆転し、同一カード3連勝とした。
巨人は5点を追う三回に片岡の7号ソロを口火に、代打隠善の2点打など6安打を集め同点。五回に村田の10号ソロで勝ち越した。2番手の田原誠が3年ぶりの白星。
巨人は打線が湿り5連敗を喫した後に、中日相手に3連戦3連勝。原監督は「(点が取れなかったことを)反省し、修正し、この3連戦があった」とつながりを見せた攻撃を褒めた。
5点を失った直後の三回だった。1死から片岡が左中間にソロを放ち、口火を切る。その後も4連打に、押し出し四球で2点を追加。さらに2死満塁から代打で隠善が起用される。兼任コーチの高橋由の助言もあって、オープンスタンスにフォームを変え、より確実性を増した左打者がしぶとく一、二塁間に打球を転がした。「緊張したけど、どんな場面でもいける」と強気を貫き、今季初打席で貴重な同点の2点内野安打。