五回、本塁打を打った巨人・村田修一(右)=2015年8月30日、東京都文京区・東京ドーム(納冨康撮影)【拡大】
勢いをつかむと、五回には村田が勝ち越しの10号ソロを右越えに運ぶ。プロ入りから13年連続の2桁となるメモリアルアーチだった。八回にも片岡のソロなどで計3点を加点。2本塁打の片岡は「勢いがついて良かった」と明るい表情だった。
一方、中日は投打がかみ合わなかった。
三回に22イニングぶりの得点となる5点を先制。だが、先発の若松がそのリードをすぐに消してしまう。「全て高かった」と直球、変化球とも確実にミートされた。6安打を浴びて5失点。五回には、これも高めの直球を右翼席に運ばれ勝ち越し点を献上した。(SANKEI EXPRESS)