三菱地所「常盤橋街区開発プロジェクト」の完成外観イメージ(日本橋川方面から見た様子、提供写真)【拡大】
1兆円プロジェクト
「東京に新たなシンボルが誕生する」
三菱地所が「常盤橋プロジェクト」と呼ぶ新計画を発表した31日の会見で杉山博孝社長は胸を張った。丸の内や大手町のオフィス街で長年にわたり大規模開発を続け、「丸の内の大家さん」とも称される三菱地所だが、総事業費1兆円という巨大開発は異例だ。
政府は31日、プロジェクトについて都市計画手続きを開始したと発表。今後は都の審議などを経て、年度内には首相による正式な認定を受ける見通しだ。
特区に認められれば、ビルの容積率(敷地面積に対する延べ床面積の割合)や用途などの規制が緩和され、大規模で自由度の高い都市開発が可能になる。だが、そのためには防災面の強化や国際交流拠点としての位置づけなど、再開発による都市機能の向上が必要だ。今回の三菱地所の案件も敷地内のポンプ場や変電所といった「都市インフラを維持することが評価された」(三菱地所)という。