首都ソウル北郊の議政府(ウィジョンブ)で、防毒マスクを装着して訓練に励む在韓米軍の兵士たち。軍事技術はまさに日進月歩であり、近未来の戦場の風景すら想像の範囲を超えようとしている=2015年7月8日、韓国(AP)【拡大】
米国防総省が官民共同で、兵士が身につけることを前提にした伸縮自在の「ウエアラブル端末」など次世代の技術開発促進に乗り出した。
安全保障分野での米国の先端技術の優位性確保を図る取り組みの一環で、協力する企業連合にはスマートフォンで知られるアップルや巨大軍需産業のボーイングなども参加。
開発が進めば、遠隔地からでも全兵士の健康状態がリアルタイムで確認でき、兵士自身も船上や戦闘機から巨視的な戦局を刻々と把握できるようになるなど、戦闘のあり方がさらに進化していくことは必至だ。
遠隔地で生体情報検知
IT企業が集まるシリコンバレーの一角にあるカリフォルニア州マウンテンビューで計画を発表したアシュトン・カーター米国防長官(60)は8月28日、「ロシアや中国が(米国との)技術差を埋めようとしている。しかし、米国の優位確保は決して譲れない」と力説。覇権争いで米国がリードし続ける決意を表明した。