9月4日、トルコで開かれた20カ国・地域(G20)の会議で写真に納まる出席者=2015年(ロイター)【拡大】
追加緩和求める
米中の陰に隠れた格好だが、G20で経済情勢が特に厳しいのは日本だ。麻生氏はG20の会合で「景気が緩やかに回復していくことが期待される」と強調したが、4~6月期はマイナス成長に陥り、7月以降も消費や輸出の伸び悩みが続く。
国際通貨基金(IMF)は2日発表した報告書で、日本や欧州の景気回復の遅れを指摘、日銀に「追加緩和の準備をすべきだ」と求めた。市場では、日本政府が今秋、補正予算編成に追い込まれるとの見方が強い。
中国問題をきっかけに本音をぶつけ合った今回のG20は、各国が抱える難題や政策対応の難しさもあぶり出した。(SANKEI EXPRESS)