【プロ野球】巨人ＶＳ．阪神　混セのヤマ場

　混戦状態のセ・リーグは首位阪神が、２ゲーム差に迫る３位巨人、５．５ゲーム差の４位広島と甲子園で６連戦のヤマ場を迎える。巨人戦は岩田、藤浪、メッセンジャーが登板予定で突き放しを図る。

　敵地で首位阪神との３連戦に臨む巨人は７日、川崎市のジャイアンツ球場で全体練習を行った。両チームのゲーム差は２。対戦成績で１３勝７敗と圧倒する巨人は、勝ち越して浮上の足がかりにしたいところだ。

　強みはリーグで唯一防御率２点台の投手を引っ張る先発陣だ。第１戦は阪神戦で４勝１敗のポレダ。同じく３勝無敗のマイコラスが疲労による休養から復帰して続く。

　昨季は６月上旬から１位を守るなど、優勝した過去３年は早々と首位固めに成功した。混戦の今季は一転、追う立場となる。阪神戦４試合で防御率１．４５の菅野は「追われる方がしんどいと思う。勝てばいいという泥くさい気持ちを持ってやれれば」と勝利だけを求めてマウンドに上がる。（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）