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第27回世界文化賞に横尾忠則氏ら5氏 対象は森羅万象 通底する独自の死生観 (2/3ページ)

2015.9.11 09:00

東京・成城のアトリエで自作について語る横尾忠則氏=2015年4月30日、東京都世田谷区(大西正純撮影)

東京・成城のアトリエで自作について語る横尾忠則氏=2015年4月30日、東京都世田谷区(大西正純撮影)【拡大】

 ≪【絵画】日本 横尾忠則(79) Tadanori Yokoo≫

 前衛とポップ、前近代的な土着性を融合させた独自の画境は“ヨコオ・ワールド”と言うしかない。1960年代からグラフィックデザイナーとして一世を風靡(ふうび)し、80年代以降は美術家として、絵画を主軸に創作活動を展開している。

 ポスター作品で注目

 20代の終わりからポスター作品などで注目され、寺山修司、土方巽(ひじかた・たつみ)といったアングラの旗手や、作家の三島由紀夫、映画監督の大島渚ら幅広い文化人と共作を通して親交を深めた。72年には米ニューヨーク近代美術館(MoMA)で個展が開かれるなど、その評価は早くから海を越え、「日本のウォーホル」と称されたことも。

 絵画は既に60年代から発表していたが、ニューヨークで見たピカソ展をきっかけに81年、いわゆる「画家宣言」をし、幼い頃からの夢だった画家(美術家)に転身。地底・海底世界に冒険したり、ひたすら〈滝〉に没入したり、描く対象は森羅万象。その中で、2000年から発表している〈Y字路〉は代表的シリーズとして発展し続けている。

自伝など著作多数

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