東京・成城のアトリエで自作について語る横尾忠則氏=2015年4月30日、東京都世田谷区(大西正純撮影)【拡大】
自伝など著作多数
初期から現在まで、横尾芸術に通底するのは「死」だ。「普通の人にとっては生の延長に死があるが、僕は死の側に立ち、現実の生を眺めている」と話す。そんな自身の死生観を反映させた「豊島横尾館」が13年、瀬戸内海の豊島(香川県)にオープンし話題を呼んでいる。
作品を多数収蔵する「横尾忠則現代美術館」(神戸市)では現在、近作を集めた「続・Y字路」展が開催されている。世界的に見ても、約120もの美術館が横尾作品を所蔵しているといい、展覧会のオファーも後を絶たない。
初小説集『ぶるうらんど』(08年)で泉鏡花文学賞を受賞したほか、自伝やエッセーなども多数出版、名文家としても知られる。(SANKEI EXPRESS)