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【東日本豪雨】「何もできない」 ライフライン途絶 (2/4ページ)

2015.9.13 08:00

決壊した鬼怒川(きぬがわ)の堤防付近の集落では、多くの家屋が倒壊した=2015年9月12日、茨城県常総市(鈴木健児撮影)

決壊した鬼怒川(きぬがわ)の堤防付近の集落では、多くの家屋が倒壊した=2015年9月12日、茨城県常総市(鈴木健児撮影)【拡大】

  • 床上浸水した住宅から家具を運び出す地元の高校生=2015年9月12日、茨城県常総市(共同)

 「テレビだけは見たいのに」。避難所では情報を求める声も相次ぐ。金崎政治さん(45)の自宅は、決壊した堤防の真下にあり、ヘリコプターで救助された。避難先の体育館にテレビが設置された11日夕までは、詳しい状況も分からなかったという。

 金崎さんは「車で避難した人と違って自宅の様子も確認できず、コンビニにも行けない」と困り切った様子だった。

 家の中の泥そのまま

 一方、水が引いた地域では、自宅に戻り、片付け作業を始めた住民もいるが、電気や水道が復旧しておらず、いらだちを募らせている。

 1メートル以上冠水した自宅に戻った男性会社員(26)は、1階から泥をかき出す作業に追われた。埼玉県所沢市に住む兄も駆けつけたが、電気も水道も止まったまま。結局、家の中に大量に入り込んだ泥を洗い流すことはできず、男性は「早く片付けたいが、水がこないと。今日は何もできなかった」とため息をついた。

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