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西郷隆盛という近代日本最大の謎 はたして西郷は何を黙したまま散ったのか 松岡正剛 (2/5ページ)

2015.9.13 10:00

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

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 西郷は二度、流罪になっている。一度目は井伊直弼(いい・なおすけ)が大老になったあとのことだ。日本の危機を感じた島津斉彬(なりあきら)は腹心の西郷と相談して、朝廷と薩摩藩をつないだ改革をするべきだとみて、西郷に越前の松平春嶽(しゅんがく)、土佐の山内容堂、宇和島の伊達宗城(むねなり)らに協力要請をさせたのだが、これに井伊が先手を打って安政の大獄にもちこみ、斉彬も病死してしまった。これを継いだ島津久光は幕府の追及を避けるため落胆していた西郷を奄美大島に流すことにした。3年間、アイカナという娘を島妻として、800冊の書籍を読み耽った。

 二度目は、島津久光の勝手な計画にそっぽを向いて、徳之島に2カ月、さらに沖永良部島に流された。絶海の孤島でたった2坪の陋屋(ろうおく)に幽閉されたのである。36歳だった。この二つの島流しで西郷は何かを「伏せよう」と決意したはずだった。

薩摩・土佐・越前・宇和島の四藩連合を建白

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