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日銀、国内外の景気判断引き下げ 強気の黒田総裁、追加緩和期待打ち消しに懸命 (3/4ページ)

2015.9.16 08:30

金融政策決定会合後の記者会見を終え、席を立つ日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁=2015年9月15日午後、東京都中央区日本橋本石町の日本銀行本店(共同)

金融政策決定会合後の記者会見を終え、席を立つ日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁=2015年9月15日午後、東京都中央区日本橋本石町の日本銀行本店(共同)【拡大】

  • 日本銀行の景気判断の変更点=2015年9月15日現在

 「財政・金融政策によって安定的な成長を続けていくだろう」

 人民元切り下げや上海株式市場のバブル崩壊によって、世界同時株安を引き起こした中国について、黒田総裁はこう述べ、中国当局による構造改革と政策対応に期待感を示した。

 ただ、当局が13日に発表した8月の主要経済統計は、中国経済の減速を改めて印象づける内容だった。設備・建設投資の傾向を示す固定資産投資の伸びが15年ぶりの低水準に陥った。

 16~17日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げが判断されるかどうかにも注意を払う必要がある。米国が利上げした場合、新興国経済を支えてきた資金が米国に逆流する可能性があるためだ。

 これに対し、黒田総裁は「米利上げの可能性に懸念を示す新興国は少なくなっている」などと繰り返した。世界銀行や国際通貨基金(IMF)が米国に対し、慎重な判断を求めているのとは対照的な発言だ。

国内の輸出と生産の景気判断も下方修正

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