逸ノ城(いちのじょう、右)を押し出しで破った稀勢の里(きせのさと)。1敗を守った=2015年9月19日、東京都墨田区・両国国技館(大橋純人撮影)【拡大】
両膝など10度の手術を重ねながら関取の座を守り、進退をかけて臨んだ先場所も真っ向勝負を貫いた。見届けた稀勢の里は「最後まで信念を曲げずにやっていた。心を打たれる。学んだことをしっかり伝えていきたい」と覚悟を示す。
西岩親方は引退会見で弟弟子について「いずれはおいしい酒が飲める日が来る」と語った。稀勢の里は「そうなるように頑張りたい」と力を込める。
白鵬、日馬富士を欠く今場所の土俵。高まる初賜杯奪取への期待については「やることをしっかりやるだけ」と多くを語らないが、心のうちには燃える思いを秘めている。(SANKEI EXPRESS)