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【アメリカを読む】大統領選 ようやく真剣な政策論争に (4/4ページ)

2015.9.22 10:00

9月16日、CNNテレビの討論会で応酬し合うドナルド・トランプ氏(左)とスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(右)。中央はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、ようやく「トランプ旋風」が止みつつある=2015年、米カリフォルニア州シミバレー(AP)

9月16日、CNNテレビの討論会で応酬し合うドナルド・トランプ氏(左)とスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(右)。中央はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、ようやく「トランプ旋風」が止みつつある=2015年、米カリフォルニア州シミバレー(AP)【拡大】

 だが、「オバマ氏が米軍撤退を急いだことが中東に真空をもたらし、イスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』の台頭を許した」というのが“模範解答”だ。ブッシュ元知事が「兄は米国を安全にした」と反論すれば、他候補も「オバマ氏がいけない」と同調した。

 日米同盟の「片務性」や貿易不均衡について、20世紀の古い感覚で思い付きのように語るトランプ氏。討論会に先立つ15日、ロサンゼルスで外交・安全保障問題の演説をする予定だったが、ヒスパニック(中南米系)らの抗議の声が激しく15分ほどで切り上げてしまった。

 論争が深まるにつれ、まともな政策ブレーンの不在がトランプ氏にとってのアキレス腱(けん)になるだろう。ウィスコンシン州知事のウォーカー氏は人気実録番組「アプレンティス(見習い)」に主演したトランプ氏を「ホワイトハウスに見習いは要らない」と揶揄(やゆ)した。(ワシントン支局 加納宏幸(かのう・ひろゆき)/SANKEI EXPRESS

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