安美錦(あみにしき)を小手投げで破った勢(いきおい)。平幕で唯一1敗を守った=2015年9月21日、東京都墨田区・両国国技館(大橋純人撮影)【拡大】
大相撲秋場所9日目は21日、東京・両国国技館で行われ、大関照ノ富士が逸ノ城(いちのじょう)を力強く寄り切り、ただ一人9連勝とした。横綱鶴竜(かくりゅう)は1敗を堅持したが、大関稀勢の里(きせのさと)は小結隠岐の海(おきのうみ)に突き落とされ、痛恨の2敗目を喫した。照ノ富士を1差で追うのは鶴竜と平幕の勢(いきおい)の2人。琴奨菊は豪栄道との大関対決を寄り切りで制し7勝目を挙げた。豪栄道は4勝5敗と黒星が先行した。栃煌山(とちおうざん)と妙義龍(みょうぎりゅう)の両関脇はともに敗れて5勝4敗。十両は豊響(とよひびき)が9連勝で単独トップに立った。
勢が抜群の反射神経を示した。立ち合いで左に変わった安美錦(あみにしき)に攻め込まれたが、土俵際で逆転の右小手投げ。「冷静に相手が見えていたから落ち着いて反応できた」。平幕の勝ち越し第1号だ。