サイトマップ RSS

【国際政治経済学入門】中国 資本逃避で「爆買い」中止命令も (3/4ページ)

2015.9.23 10:00

中国の外貨準備と資金流出入の推移=2013年6月~2014年8月。※データ:CEIC

中国の外貨準備と資金流出入の推移=2013年6月~2014年8月。※データ:CEIC【拡大】

  • 東京・銀座の免税店に大型バスで乗り付け、買い物をする中国からの団体客=2015年2月19日、東京都中央区(宮川浩和撮影)

 人民元の価値は維持

 他方、国内の資本不足は海外からの投資で補える。そのためには、活気ある国内需要に加え、通貨安や低賃金による競争力の優位が欠かせない。あるいは不動産や株式などの金融資産市場が投資家を引きつける必要がある。中国は1970年代末からの改革開放路線で外資を呼び込んで高度成長軌道に乗った。2008年9月のリーマンショック後は不動産開発ブームを党が演出し海外からの資金を引き寄せた。だが、不動産バブル崩壊とともにこの成長方式は無効になった。昨年後半からは党が、政府・中央銀行、国有企業、メディアを総動員して株価を釣り上げたが、バブルとなって崩壊した。それでも、ドルとの交換レートを当局が管理し一定の幅に固定する人民元の価値は維持され、預金となって滞留する。それが、爆買いの源泉になっている。

外貨準備を取り崩して元を外為市場で買い支え

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ