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【アジアハイウェイ】其の一(トルコ) おおらかさとたくましさ (2/5ページ)

2015.9.25 10:00

世界遺産に登録されている、美しいブルーモスク。内部の壁が約2万枚の青色のタイルで飾られている=2014年12月10日、トルコ・イスタンブール(井浦新さん撮影)

世界遺産に登録されている、美しいブルーモスク。内部の壁が約2万枚の青色のタイルで飾られている=2014年12月10日、トルコ・イスタンブール(井浦新さん撮影)【拡大】

  • 路面電車で夜の街へ。遅くまで多くの人々で賑わうレストラン=2014年12月10日、トルコ(井浦新さん撮影)
  • 路地裏で見つけた怪しげなカフェ。人々は集い、何を話すのだろう=2014年12月12日、トルコ(井浦新さん撮影)
  • メッカの方向に向かって祈りを捧げる男性。トルコでは国民のほとんどがイスラム教徒だ=2014年12月10日、トルコ(井浦新さん撮影)
  • トルコ・カプクレ、イスタンブール

 実際に、何人もの長距離ドライバーとの会話の中から、長旅を続ける人々の暮らしが見えてきた。「トラックの中を見せてくれて。ベッドに冷蔵庫、テレビやラジオを備えた最新鋭の空間で、一人の時間が長く、孤独と隣り合わせの仕事だからこそ、インターネットや無線など、外とつながる通信網が整えられていたのが印象的でした」

 トルコ最大の都市、イスタンブールへ。シルケジ港では、多くの人が釣りをしていた。「サバを焼いてパンに挟んだ『サバサンド』が定番で、屋台でもたくさん売っていました。釣った魚を近所のレストランやカフェに売りに行くそうで、自由な流通スタイルに、おおらかさを感じましたね」

 ≪血の通った暮らしぶり、うらやましい≫

 地元密着型のエジプシャンバザールは楽しみにしていた場所だ。「人の暮らしや文化が詰まっていて、行けばその国が見えてきます」。多くの職人たちにも出会った。「昔ながらの手仕事が残っていて、ここで買って、壊れたら直してもらって、また使い続ける。人と人との関係もダイレクトで、血の通った暮らしぶりが、うらやましくもありました」

「彼はビジネスマンである前に、職人なのです」

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