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【アジアハイウェイ】其の一(トルコ) おおらかさとたくましさ (4/5ページ)

2015.9.25 10:00

世界遺産に登録されている、美しいブルーモスク。内部の壁が約2万枚の青色のタイルで飾られている=2014年12月10日、トルコ・イスタンブール(井浦新さん撮影)

世界遺産に登録されている、美しいブルーモスク。内部の壁が約2万枚の青色のタイルで飾られている=2014年12月10日、トルコ・イスタンブール(井浦新さん撮影)【拡大】

  • 路面電車で夜の街へ。遅くまで多くの人々で賑わうレストラン=2014年12月10日、トルコ(井浦新さん撮影)
  • 路地裏で見つけた怪しげなカフェ。人々は集い、何を話すのだろう=2014年12月12日、トルコ(井浦新さん撮影)
  • メッカの方向に向かって祈りを捧げる男性。トルコでは国民のほとんどがイスラム教徒だ=2014年12月10日、トルコ(井浦新さん撮影)
  • トルコ・カプクレ、イスタンブール

 モスクの近くで、ハトの餌を売る女性にも出会った。イスラム教には弱者や困窮者を助ける精神がある。仕事も、収入の高い・低いだけでなく、さまざまに細分化され、それぞれをみんなが必要としている。「彼女たちにお金を渡すことが、仏教的に言えば徳を積むことにもつながる。分け隔てなく相手を受け入れ、支え合う精神は、僕たちが失ってしまった何かを教えてくれているような気がしました」

 住宅街に現れた2018年完成を目指す国際金融センターは、東京ドーム53個分の広さ。マンション建設が進められ、不動産価格は上がる一方だ。イスタンブールは、アラブの産油国から流れ込む、多額のオイルマネーによって、国際商業都市へと姿を変えつつあった。それでも、2000年以上にわたり、人と文化を受け入れ続けてきた、トルコの人々の悠然とした心のありようが、井浦さんの心に響いたようだ。(文:ライター 永峰美佳/撮影:俳優・クリエイター 井浦新(いうら・あらた)/SANKEI EXPRESS

ガイド:「井浦新 アジアハイウェイを行く」

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