稀勢の里(きせのさと、左)に寄り倒された照ノ富士=2015年9月25日、東京都墨田区の両国国技館(今井正人撮影)【拡大】
大相撲秋場所13日目は25日、東京・両国国技館で行われ、大関照ノ富士が大関稀勢の里(きせのさと)に寄り倒されて連敗し、大関豪栄道を寄り切った横綱鶴竜(かくりゅう)とともに2敗で首位に並んだ。10勝目の稀勢の里と3敗に後退した平幕の勢(いきおい)が1差で追う展開となった。大関琴奨菊は9勝目を挙げ、豪栄道は7敗目。関脇栃煌山(とちおうざん)と小結栃ノ心(とちのしん)は勝ち越した。
照ノ富士は左を差されて右上手を引かれ、稀勢の里に十分の形を許していた。左からすくっても劣勢から脱せなかった。寄られた土俵際で強引な左下手投げを打とうとした瞬間、尻から後ろ向きに崩れ落ちた。
しばらく立ち上がれなかった。付け人の肩を借りて右膝を引きずりながら支度部屋へ戻って来た。普段の饒舌な姿はなく、負傷に関する問いかけには無言。残り2日間の優勝争いについて「普通。変わりません」と淡々と口を開いた。