「自由な気風で、知恵を実現化」が会社のモットー。今の若い世代は設備や資金をそろえてから物を作り出そうとするが、「現状で知恵を絞って作る」というスタンスで、社員の自由に任せている。「“やらされ仕事”ではなく、やりたいことを決めて自分から行動するようになってほしい」と、主体性の発揮を期待する。
宇治電化学が求める学生像は「育てたいと思える人材」。着飾ったり背伸びしたりせず、正直なコミュニケーションが取れることを重視。「3日間社員と一緒に働く」ことを採用の最終試験としている。多くの地方の中小企業と同じように採用には悪戦苦闘している。ただ、「仕事や生活をするのは東京、大阪、名古屋でなくても、地方でもいいんじゃない?という志向に変わってきているのでは」と感じている。
「人が多い東京の方が商売はしやすいが、『偽物』は地方で生き残っていけない」というのが持論。そんなニッチを突き詰めるひたむきな姿勢に、大きな魅力を感じた。(今週のリポーター:高知工業高等専門学校機械工学科4年 有志学生記者 芝岡優衣/SANKEI EXPRESS)