【Campus新聞】
――この仕事をしていて、やりがいを感じるのは、どんなときですか
「お客さまが心から喜んでくださったときです。お客さまの笑顔を見るたびに、もっとたくさんの方にファッションの素晴らしさ、感動を届けたいと強く感じます。特に思い出に残っているお客さまが2人います。1人目は、高倉豊さんです。高倉さんは、ファッションブランドのイブ・サンローランや化粧品ブランドのシスレーで活躍し、スイスの時計ブランドのウブロの日本法人の代表として5年間で売り上げを3倍に伸ばし、憧れのブランドへと成長させた方です。現在はビジネスコンサルタントとして、執筆活動や講演活動をされています」
かけがえのない出会い
「高倉さんから教えていただいた考え方によって、今の自分があると思っています。それは『限られた状況の中で成果を出すことが大切』というものです。そして、『正しいことをやっていても差別化にならない。疑ってみることが大切』ということ。この考え方を教えていただいてから、できないことをできないと捉えるのではなく、どうやったらできるかを常に考え、常識を疑い、本質は何か考えることができるようになりました。