提案種目は野球とソフトボールの各1種目のほか、空手は男女の組手3階級と形の計8種目。スケートボード4種目、スポーツクライミングは2種目、サーフィンも2種目。IOCは追加分の選手数の上限について500人を目安としており、提案分の選手数は計474人となった。
≪アピール合戦過熱 絞り込み難しく≫
東京五輪の追加種目選定で、大会組織委は28日、IOCに5競技計18種目を提案すると発表した。最終選考に残った8候補の過半数が笑う結果となったが、来年のリオデジャネイロ五輪で実施される28競技から、さらに増えることになる。そこには、「五輪競技」というブランドにすがりたい国際競技連盟(IF)の熱烈なアピールを受けた組織委の苦労の跡がうかがえる。
各IFのアピール合戦が過熱したこで、絞り込みは難しくなった。昨年12月にIOCが開催都市の追加種目提案権を認めた直後から、各IFのトップが続々と来日、「組織委詣で」が始まった。あまりの熱意に、森喜朗(よしろう)会長(78)も「儀礼的に1度は会うが、陳情合戦を繰り広げることには罰点をつける」と話したほどだ。