スマートフォンを使う女性。デジタル化の進展は人間の幸せの増進と大きく乖離している=2015年7月21日、東京都内(ロイター)【拡大】
日本でIT基本法(高度情報通信ネットワーク社会形成基本法)が施行されたのは01年1月で、米国で情報スーパーハイウエー構想が政策化された10年後のことである。その戦略本部長は当時の首相が務めたほどの重要課題であった。
だが、その後のデジタル化の進展は、人間の幸せの増進から大きく乖離(かいり)し始めたと言わざるを得ないのが実情だ。(同志社大学名誉教授 メディア・情報学者 渡辺武達(わたなべ・たけさと)/SANKEI EXPRESS)