政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連、東京都千代田区)をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は30日、虚偽の政治資金収支報告書を提出したなどとして、政治資金規正法違反(虚偽記載、量的制限)容疑で、前日歯連会長で業界団体「日本歯科医師会」会長の高木幹正(みきまさ)容疑者(70)ら3人を逮捕した。高木容疑者は容疑を否認しているもよう。
特捜部は組織内候補の参院議員らを支援するため、団体間献金の年間上限額5000万円を免れようと「迂回(うかい)献金」したとみて捜査する。
同容疑で逮捕されたのはほかに、当時の会計責任者で前副理事長、村田憙信(よしのぶ)容疑者(70)と元会長の堤直文容疑者(73)。
高木、村田両容疑者の逮捕容疑は2013年、実際には石井みどり参院議員(66)=自民=の関連団体「石井みどり中央後援会」に5000万円を献金したのに、西村正美参院議員(51)=民主=の「西村まさみ中央後援会」に献金し、同額を石井後援会へ献金したように見せかけた虚偽の報告書を提出したとしている。堤、村田両容疑者は10年分で西村後援会に5000万円を献金したのに、民主党支部に献金し、同額を西村後援会へ献金したように見せかけた報告書を提出したとしている。