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台湾・民進党 「既定路線」の政権奪回へ着々 (3/4ページ)

2015.10.2 09:00

台湾北部・桃園市で開いた民主進歩党の党大会で、立法委員選の候補者(後列)らと気勢を上げる蔡英文主席(中央)=2015年9月19日(田中靖人撮影)

台湾北部・桃園市で開いた民主進歩党の党大会で、立法委員選の候補者(後列)らと気勢を上げる蔡英文主席(中央)=2015年9月19日(田中靖人撮影)【拡大】

 国民党はいまだに混乱

 対する与党、国民党は党内の混乱が収まらない。総統選候補者の洪秀柱(こう・しゅうちゅう)氏(67)は9月25日、記者団の質問に答える形で、北部・新北市の市長を務める朱立倫(しゅ・りつりん)主席(54)が「もし市長を辞めて副総統候補になってくれれば、とても、とてもうれしい」と秋波を送った。これに対し、朱氏は「洪氏の副総統候補は原則上、中・南部出身者だ」と即座に否定。洪氏の選挙対策本部と党執行部のギクシャクとした関係を改めてうかがわせた。

 国民党は30日、中国大陸で経済活動に従事する台湾人約800人を集め、洪氏や立法委員(国会議員に相当)の候補者を支援する後援会の結成式典を開催。馬英九総統(65)や朱主席が相次いで支持を訴えた。「台商」は20万票を超えるという国民党の大票田。だが、洪氏の演説の途中、その場にいない党の重鎮、王金平(おう・きんぺい)立法院長(74)の名を挙げて「王金平を倒せ」という叫び声が会場から上がった。馬総統と王院長の対立が、遠く離れた中国大陸にいる支持者にまで深い溝を生んでいることを如実に示す一面となった。

課題は「過半数」

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