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台湾・民進党 「既定路線」の政権奪回へ着々 (4/4ページ)

2015.10.2 09:00

台湾北部・桃園市で開いた民主進歩党の党大会で、立法委員選の候補者(後列)らと気勢を上げる蔡英文主席(中央)=2015年9月19日(田中靖人撮影)

台湾北部・桃園市で開いた民主進歩党の党大会で、立法委員選の候補者(後列)らと気勢を上げる蔡英文主席(中央)=2015年9月19日(田中靖人撮影)【拡大】

 課題は「過半数」

 国民党の混乱を尻目に、政権奪還に向け着実に歩みを進めているように見える民進党だが、課題は総統選での勝利にとどまらない。陳水扁政権(2000~08年)では、立法院(国会)の過半数の議席を国民党に握られたため、思い通りの政権運営ができなかった。このため、「完全執政」のためには、総統選と同日に行われる立法院(現在は定数113)選で過半数を確保することが不可欠となる。

 加えて党執行部は、総統選の得票数でも、相対多数ではなく過半数の獲得を目指している。立法院の議席数だけでなく「半数以上の民意の支持」を背景に、安定した政権運営をしたい考えだ。主要な世論調査ではこれまで、支持率40%前後でトップを走る蔡氏。今後、50%の大台を超えられるかどうかが大きな関門になる。(台北支局 田中靖人(たなか・やすと)/SANKEI EXPRESS

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