サイトマップ RSS

【勝つための食育 管理栄養士・大前恵】食欲の秋 バランスで体作り (2/3ページ)

2015.10.5 10:30

秋の味覚のきのこを使用した、脂質は低めのおいしいメニュー(大前恵さん撮影)

秋の味覚のきのこを使用した、脂質は低めのおいしいメニュー(大前恵さん撮影)【拡大】

  • 管理栄養士、大前恵(おおまえ・けい)さん=2015年6月15日(明治提供)

 食材、食べ方で工夫

 この原則に従って、四季折々のおいしい食材を満喫することをお勧めします。

 体重をコントロールしたいとき、秋の味覚のキノコを活用するのは有効です。キノコはカロリーがほとんどありません。よくかんで食べれば満腹中枢も刺激され、食事の最初に取れば、食べ過ぎを防ぐことができます。みそ汁の具材にも最適です。汁物はただでさえ、おなかが膨らみます。

 サンマとサケもうまく食べ分けましょう。魚にはアスリートに大切なタンパク質がたくさん含まれています。青魚であるサンマはDHAも豊富で、子育て世代のお母さんたちにも人気の食材です。

 しかし、脂身が多いサンマからタンパク質を30グラム摂取しようとすると、脂質も40グラム近く採ることになります。一方、サケの場合は、6グラムの脂質で済みます。その差は一目瞭然。体脂肪が増えないように食べ分けで工夫しましょう。

 前回も書いたように夏野菜には、体を冷やす効果があるので、最初に食べて体温を下げて食欲を促すことを勧めました。これに対し、秋の野菜は、ほくほくとおいしいサトイモやサツマイモが代表的です。栄養学的には野菜といっても、炭水化物を多く含むごはんの仲間で、食べ過ぎには注意が必要です。

不調の原因は…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ