【牧野直子の健康ごはん】
秋は運動会などのイベントや行楽シーズンで弁当を作る機会が多いためか、書店の料理本売り場ではさまざまな弁当の本のコーナーを見かけます。「作り置き」や「常備菜」を詰めるだけなど手間がかからないことを売りにしているものが流行のようです。
私自身もほぼ毎日、弁当を作っていますが、やはり「作り置き」や「常備菜」がないと、1品作るために早起きしなければならなかったり、弁当箱が埋まらなかったり、野菜料理が不足したり…。ですから、作り置きは欠かせません。
栄養バランスのよい弁当ですが、ふだんの食事と同様、ごはんやパン、麺など炭水化物源になる「主食」、肉や魚、卵などタンパク源になるおかずの「主菜」、ビタミンやミネラル、食物繊維を補える野菜やキノコ、海藻類が中心のおかずの「副菜」がそろえばOK。ですから、主菜と副菜の両方を作り置きしておくと便利です。